「2001年宇宙の旅」原作者クラーク逝く

「2001年宇宙の旅」原作者クラーク逝く

はるか400万年前人類創世記の幕開け、
ヒトザルの放り投げた骨がくるくると廻って、
そのまま宇宙船にすりかわり、

ヨハンシュトラウスの「美しく青きドナウ」の名曲に乗って
宇宙船は暗黒の宇宙空間をすべり出す…

人類の進化を暗示する黒板石「モノリス」の謎を解くために
科学者たちを乗せて、ディスカバリー号が木星へと旅立つが、

人工知能コンピューター「HAL」が反乱を起こし、生き残った
船長ボーマンの前に「モノリス」が出現する。

ボーマンは人類の英知をはるかに超越した異次元空間へと
まきこまれ、何度何度も転生をくりかえし、最後は
スターチャイルド(宇宙の胎児)となって地球を見下ろす…

と、ここまで読んで「ヘタクソな説明するな!」と思われた
あなたはそう、20世紀を代表するといわれるSF傑作映画
「2001年宇宙の旅」を観ましたね?

なぜ今ごろ、これを書いたのかというと、
ついさっき(3月19日午前)
NHKテレビニュースで
「SF小説の大家 アーサー・C・クラークが90歳でなくなられた」と流れたからだ(合掌!!)

ヤフーニュース
「2001年宇宙の旅」作者、スリランカで死去

私も、この本(と映画)に大変影響を受けた人間デス。

このクラークの原作は、
鬼才スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」を
観て衝撃を受けた人が、

「難解だが不思議な魅力があるなあ!!」と
本に突入した人がほとんど(私も含めて)らしい。
(脚本もクラークが手がけた)


作られたのが1968年だからもう40年にもなるのに
(アポロが月面に到着する前につくられたんだよー!)
いつ観ても近未来の気にさせられる。

宇宙船に積まれた人工知能コンピューター「HAL」が
「IBM」のアルファベット順が一字違いだとか、

スタンリー・キューブリック監督が「鉄腕アトム」を観て
手塚治虫氏に美術デザインを依頼して断られたとか、

テーマ音楽の「ツァラトゥストラはかく語りき」と
「美しく青きドナウ」がまるでこの映画のために作曲されたか
のようにピッタリだとか、たくさんの話題を呼んだが
そののちの「スターウォーズ」や「ブレードランナー」を
生む元になったといわれる映画である。

2001年に突入しようとした時期、たくさんの若者がこれを
観ようとレンタルビデオ店に殺到して、どこも貸し出し不能と
なったとか、

2000年の終わりにキューブリック監督が
なくなった時、年末に東京渋谷で追悼上映されたときは
若いファンがどっとつめかけたらしい。
チケット代が2001円(笑)だったとか、
いろいろ話題を呼んだ。

私も行きたかったなあ。
ビデオでは何回も観たが、巨大スクリーンで観る
宇宙空間のパノラマ、宇宙船のダンス(ワルツ)は
迫力が違うもんなあ。

十数年も前に大劇場で観たとき、
多くの人が言うように

「分からん!途中まではなんとか分かるけど最後が分からん!
けどもういっぺん観たい」と
あたまを振り振り興奮しながら映画館を出たんである。
難解な映画ではあるが、ドデカイ不思議な魅力があった。

シャクだから息子の本棚から抜き出して、
原作アーサー・C・クラークの「2001年」と
続編の「2010年宇宙の旅」を読んで、

やっとこれが宇宙を統べる「サムシング・グレイト」の
ことを言っているのだなと理解できた。
(あたま悪い?)

映画の解説書を読むと、原作者クラークとキューブリックの
意図するところは、
「哲学・精神・超人思想・宗教・神・仏・悪魔・輪廻転生・
異次元・異空間・反転宇宙・クローン・シリコン生命体etc...」
などなどむずかしいことだらけだったが、

私にとっては、すごい衝撃で
「人類はどこから来てどこへいこうとしているのか?」
「神はいるのか?」
「神と人間との関係は?」
について考えるきっかけを与えてくれた映画(と原作)
なのであった。

さらに
「人間はなんどもなんども、生まれ変わって進化していく」
という信仰?を持つにいたったわけである。

映画と本、まだのおかたは
クラーク没の記念?にぜひレンタル店で借りて観られることを
オススメします。

映画PRコメント。
人類の進化を哲学的に構築した映画史上に名を残す大傑作!!
この映画の特殊視覚効果はまさに革命的で、
SF映画の概念を一変させた衝撃作。


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posted by 茉莉 at 13:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
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