生きがいの創造

生きがいの創造

飯田史彦の「生きがいの創造」シリーズ3部作

生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える

を読んだ私の感想文です。

1)「生まれ変わりの科学が人生を変える」
2)愛する人と、また必ず逢える・
  永遠の愛・永遠の生命」
3)決定版「生きがいの創造」
  「スピリチャルな科学研究から読み解く人生のしくみ」
の3冊でいずれもPHP研究所発行。

まずは、この本との出合いについて…

数年前、東京の某ホテル宴会場で開かれた高校
(大阪の府立高校)の同窓会で、隣に座ったOくんから
真面目な顔で、こう話しかけられました。

卒業して35年経っており、みんなそれぞれ50代なかば、
与えられた(獲得した)環境の中で力いっぱい生きて、
たまには昔の青春時代を思い出しながら、
楽しく語り合おうではないか、
というおじさんおばさんの集まりです。

秀才タイプだったOくんは、
東京の国立大学の工学部の修士課程まで勉強して、
今は名の知れた電機会社の役員をしています。
その彼が私の隣の席へきて言うのです。

「まりさん、ぼくな、最近見えるようになってん」
「見えるってなにが?」
「こんなこと、誰にも言われへんのやが…、霊というか、
幽霊や」
「へえー。Oくんに見えるのん?」私はニヤニヤ顔で応対します。

よく話を聞いてみると、半年前に彼のお兄さんが
急死されて、その告別式の翌日、もう灰になってしまった
はずのお兄さんが枕元に立って「頼みごとがある」と
言われたそうです。最初は夢だと思った。

なにか、遺産相続のことでの相談らしい。Oくんは、
「死人の霊が枕元に立つ」という話は聞いたことはあるが、
そもそも霊の存在を信じていない理系のゴチゴチの
無神論者(唯物論者)の自分のところに、なぜ訪問されたのか
わからない、と言います。

お兄さんはその後もなんども来るらしい。昼間だから夢では
ない、と確信した。はっきり姿が見えて、話もされるそうです。

「いま、テレビでは宜保 愛子がやっとるやろ?
(当時はまだ生きておられた)僕あんなもん、インチキやと
バカにしておったもんな」(今なら、江原啓之かな)

「ふーん、それで今ではOさん、霊の存在信じてるのん?」

「それがや、仕事の関連で船井幸雄(船井総研会長)の講演会に
行かされたら、そのときに貰った冊子があるんや、
福島大学の飯田先生と言う人の「生きがいの夜明け」と
いうものやった。
船井幸雄もだいたいオカルト的な話ばっかりで信用してへん
かったんやけどな…」

Oくんがなぜ私にこんな話をしかけてきたかというと、
当時、私が出したばかりの本を読んでくれていて、
そこに「輪廻転生」のことを書いたからです。
 内容はこれです。
  http://www.web-okan.net/essay82.html

彼は「輪廻転生」のことに、興味も関心も持てなかったらしい。
ところが、亡くなったお兄さんの方から、
連絡(夢ではないと確信できる)があったために、
放っておいた飯田先生の論文に目をとおして、
驚愕したというんです。人生観が変わった、といいます。


飯田史彦の論文まえがきより…

「そこで私は、ある個人的体験を契機に知った特殊な情報に
ついて、試みに、各所でそれとなく話しをしてみることにした。

その結果、その情報を伝えた人々が、目を丸くし、時には涙を
浮かべながら、真剣に聞き入ってくれることを発見した。
ある経営者は、「それこそが私の求めていたものです。
社員に何をしてもらえるかではなく、社員に何をしてやれるか
という、すっかり忘れていた問題意識がよみがえってきました」とうなづいた。

また、ある管理職は「ぜひ、部下ばかりではなく家族や
知人にも教えてあげたい」と目を輝かせ、

ある学生は「これで何も怖くなくなりました。
これからは下宿に帰って一人きりでいても、
寂しくありません」とよろこぶのであった。

その特殊な情報とは、「死後の生命」や「生まれ変わり」に
関する近年の科学的研究成果の内容であった。

私は、人々にその情報を伝えることによって生じる効果の、
あまりの大きさに驚いた。その情報を、ただ聞き手の先入観を
無くしながら正しく伝えるだけで、人々は、職場における働き
がいの意味をはるかに越えた、人生全体の「生きがい」や
「幸せ」の意味について、根本的に自問し始めるのである。

それまで、いかなる価値観変革の技法を駆使しても頑として
揺るがなかった各人の自我が、劇的に固い殻を脱ぎ捨ててゆく
光景を目前にするたびに、私はそこに何か偉大な力の介在を
感じないではいられなかった…(引用終わり)。


Oくんの読んだ飯田史彦の学術論文「生きがいの夜明け」は
発表直後から大変評判になり、PHPから出版されました。

  学術論文に興味のある方はオンラインで見られます。
   WWW版『「いきがい」の夜明け』
生まれ変わりに関する科学的研究の発展が
  人生観に与える影響について
   http://www.nnet.ne.jp/~edison/mylife/Lifeindex.html
(途中で途切れますが、トップの目次をクリックすると見られます)


この論文が本になったものが「生きがいの創造」上記2冊です。

Oくんはすぐにその2冊を大阪の私のところへ送ってくれました。
(ちなみに3番の「決定版・生きがいの創造)は加筆・訂正されて最近2006年出版されたもので自分で買って読みました)。

内容は
「生まれ変りに関する科学的研究の発展が人生観に与える影響について」ですが、
平たく言えば、「死後の生命や生まれ変りを認めるとすれば、
私たちの生き方がどのように変わっていくのだろうか」ということです。
宗教的な言葉と誤解?されないために、「輪廻転生」は使わずに、「生まれ変わり」という言葉にした、と断わって
おられます。

著者の「霊的な体験話」も数々あって、なかなか面白い本でした。

ただ、何点か???と思われるところもありました。

こんな誰かの意見、とほぼ同じ思いでした。
「「生きがいの創造」は本が出てからすぐに読みましたが、面白いとは思いませんでした。なぜ、多くの人が勧めて、ベストセラーになったのか、不思議に思うくらいでした。なぜかと言うと、目新しい情報がなく、ほとんどが既に知っている内容であったためです。」

この人が「知っている内容」と言うのは、大体こんなところでしょう。

1・ 魂はあの世で人生設計を自分の意思で計画している。
人生という問題集を計画している。すなわち、人生の課題を計画して生まれてくるのである。(たくさんの存在ソウルメートが助けてくれる)

2・ 魂は生まれていくべき両親を自分の意思で選んでいる。

3・ 何回も何回も、この世に生まれてくる大きな理由は、
物質世界に身を置いて魂を成長させる為である。
解決しなければならない多くの課題をもって生まれて
くるのである。
物質世界での厳しくつらい環境の中で成長することに目的がある。(そのほうが素晴らしい成長ができるからである。)

4・すべてはひとつに繋がっている。人生の目的は
愛を学ぶためにある。


…スピリチュアルな本を読めば、どこにでも書いてあることです。

しかし、この飯田先生はとても真摯で勇気のある(青年)です。
「あの世」から自分のところに訴えにきた自殺した青年(の魂)から、
「現世で悩んでいる自分の肉親に、僕のこの思いを伝えて!」
と頼まれたら、他県にあるその彼の自宅まで飛んで行って

「あなたの息子さんはいつでもどこでもご両親を見守って
いますよ。自殺して悪かったと謝っています」と励ましに
行っておられるのです(魂のメッセンジャーとご自身で
言われます)

死者からの伝言はたびたびあって、その都度、時間の許すかぎり、全国を飛び回って「霊の思い」を伝えまわっているというのには、びっくりしました。まるっきりボランティアでです。

著者はこういいます。

本稿の目的は、「死後の生命」や「生まれ変わり」に関する
近年の科学的研究の 成果を整理することにより、その内容が
我々にとって「生きがいの源泉」となる事実 を示すことであった。」 とあります。

過去生の記憶が被験者の脳が作りあげた、単なる錯覚や夢に
過ぎないものではない、つまり、過去生の記憶が本物である事は、マイアミ大学医学部精神科教授のプライアン・L・ワイス博士やトロント大学医学部精神科主任教授のジョエル・L・ホイットン博士が、古くは、この道の大家、エドガ―・ケイシーらによって科学的に立証されています。

さらに、生まれる前、母親のおなかの中にいる胎児が両親の
語らいを全て聞いて知っているという「数々の実証」は、
感動的であります。

「死後の生命や生まれ変り」のテーマをともなった論文が、
日本の国立大学で、しかも経済、経営というジャンルの違う
分野の伝統ある学術誌に、よくぞ受け入れられたなあ!
と正直私もおどろきました。

スピルチュアルなことに背を向ける一般の人に、目を開かせた
功績は大でしょう。一部分の人にはまだ認められがたいこと
ではありますが。

私の同級生のOくんも、
これがいわゆる精神世界の専門家が書いた本だったら
読まなかった、といいます。

まあ、今の日本では
「国立大学の助教授(現在は教授です)が出した学術論文の
カタチ」だったから広く読まれた、という段階なのでしょう。

本書は、「死後の生命」や「生まれ変り」の存在そのものを証明するものではなく、あくまでも「生きがい論」を目的にしている。その上で、「いわゆる霊能者や宗教家、民間セラピスト(治療家)やジャーナリスト、あるいは文化人や芸能人と呼ばれる方々が書いた物は取り上げないことにし、学術的かつ客観的な立場を守る為に、名の通った大学の教官、博士号を持つ研究者や臨床医の研究を中心に引用している。」とあります。

「生まれ変りの科学」が「生きがいの源泉を失った人々」の人生をどう変えるか・・・?尚、本稿の内容は、いかなる宗教団体とも全く関係がないことを強調しておきます。

「死後の生命」や「生まれ変り」について、「絶対認めないぞ」とお思いの方は、どうぞ、きらびやかなファンタジーとしてお楽しみください。

認めることに「迷い」を感じていらっしゃる方は、どうぞ、
ワクワクしながら、ページを開いて下さい。

既に深く信じていらっしゃる方は、大いにうなずきながら、
確かめるようにお読み下さい…」とも著者は言います。

ただ、私には
国立大学の教授というお立場上、「宗教」「スピリチュアル」
な考察とは「一線を置いて」おられるのは分かりますが、

引用された文献の中から
スウェーデンヴォルグ、コナン・ドイル(かのシャーロック・
ホームズの作者)

ルドルフ・シュタイナー、エドガーケイシー
などを、意識的にはずされた意図、がいまひとつ
納得できないです。

上記の方々は、今よりももっと昔の時代に
「魂」や「過去世」や「心霊世界」の研究結果を公表して、

世間から「失笑・あざけり・無視・社会的地位の剥奪」
など、エライ目にあって、なお立派な功績を残しておられる
のだから、もっと
「堂々と『引用・紹介』して欲しかった!」と
ちょっぴり残念な気もしました。

国立大学教授という地位があるからこそ、
出版した本が認められて、各地の講演会もひっぱいだこで
活躍されている、ことはご本人も自覚されているでしょうが、
どこか斜めに構えておられる気がしてならないのです。

宗教的なこと、スピリチャルなことを
「科学的考察」とすりかえておられるのでは?という
気もしました。
「自分は研究者であり、霊能者である」と
もっと自信を持って、宣言されてはいかがかと。

ついでに言うと、いまスピリチャルな書物を数多くわが国に
紹介して、翻訳家として大活躍されている

「山川鉱矢・亜希子ご夫妻」ももとは、東大を出て、

大蔵省・外務省・国連大学・世界銀行勤務ののち、
40歳を過ぎてから霊的なチカラに導かれて20年前に
「翻訳家」に転身され、

「意識革命から、地上に愛と平和を広めることを
めざしている」、と宣言!されています。


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posted by 茉莉 at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | 精神世界
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Tracked: 2007-05-01 17:23
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